油を濃縮して排出できる技術は“ぴゅあmini”だけ(PAT)
フロート式のパイオニア的存在!
コンパクト設計、軽量、安価、電動式
PRODUCTS OS-10型
ぴゅあminiは浮上した薄い油を濃縮し、濃厚な油として排出することができます
特徴1. フロートを使用して表面に浮いている油のみを吸い集めるので無駄な吸引がないから効率的です。
特徴2. 分離槽では吸引した水と油の混合物(スカム)を油分だけに比重差を利用して浮上させながら分離蓄積、下方へ沈下した水は下から外部へ排出します。油は内部でゆっくり濃縮されながら分離槽内に蓄積していきます
特徴3. 分離槽内で、フロートによって吸い上げられた空気はスカムと共に浮上し、油層を通過します。この空気は軽い圧力を生じさせ、蓄積された油槽全体を持ち上げる作用をします。油槽が薄い場合は、通常どおり油層を抜けますが、濃縮された油槽は空気の力で持ち上げられ、油排出口から外部に排出されます。(特許取得済)
導入事例
お客様からOS-10の使用結果報告です
① 回収された液体のうち、油の回収率が92.9%であった。 水1 : 油13
② 浮上油回収をメインとしており、コンタミ等不純物の回収には向いていない。
③ 回収した切削水の油水分離能力に優れており、無駄に切削水を廃棄する必要がない。
④ 排水タンクを備えていないため、別途容器を用意する必要がある。
回収する油分が多い場合は、放置して溢れてしまわないよう注意する。
(H社)~お客様の声をそのまま掲載
牧野フライスに設置例
横型マシニングセンタā61nxにぴゅあminiを
取り付しました~快調に油を取ってくれます
【動作動画】他社では見られない分離後の油に注目してください
本機が最も得意とする業界
従来の問題点
従来の問題点1 機械に設置をする時タンクに穴開けの工程が必要で面倒
☑️ フロート装置を水面に浮かべて油を吸引するので工事が不要!
従来の問題点2 回収した油に切削液が多く混入してしまう→液の持ち出しが多い
☑️ 油に水(切削油)がほとんどない→95%以上の油、特許構造の密閉式
薄い油を濃縮
従来の問題点3 機器の初期費用が高額の上、大型で場所をとり通路の邪魔になる。
☑️ 初期費用は大型機のおよそ1/3と安くスペースは100×130mm 重さは6kg。
従来の問題点4 タンㇰ内に油の取り残しがあり能力不足
☑️ 強力な電動ポンプの吸引力でタンクの隅々まできれいに取れる。
従来の問題点5 油の回収のスピードが遅いため回収が追い付かない
☑️ 回収スピードがベルト式、スクリュー式に比較して「10倍」速い
従来の問題点6 メンテナンスが必要で月に1~2回くらいは掃除など停止している
☑️メンテナンスはほとんど必要ありませんが切削液上にスラッジ、ゴミが多く浮い
ている場合はオプションのフィルターをおすすめします。
ぴゅあminiの優れた機能、油の回収が迅速で効率的です。
・フロート式の利点ほ生かし浮いた油だけを吸引、ポンプは時間あたり60リットル吸引。
設置が簡単で、どこにでも設置できます。
・本機の重量はたった5kg、タンク上に乗せて電源を接続すれば動作します。フロート装置はサービスホールを見つけて浮かべればタンクに穴を開けなくても大丈夫。
電源はAC100Vまたは220V(海外)またはDC24Vで動作し消費電力はわずか20Wです。
・この装置は電気で動作します。100v 、220V、DC24VでもOK! 海外でもこのまま使用可。
この機器は、耐久性に優れた全金属製ポンプを使用しています。
・ぴゅあminiの中核には、ベーンタイプの全金属製ポンプが搭載されています。
長期間の使用に耐えるため、独自開発したオリジナルポンプを使用しています。
吸引力、耐久性、消費電力の面で、卓越した性能を提供します。
イニシャルコストは最低限に抑え本来の機能はそのまま残しています。
・初期投資は最小限に抑えたい、大型機の1/3
小さくてミニタイプなのでどんな場所でも設置ができフロートも小型化、省スペースです。
・設置に場所を選びません
本機のメリット
・工作機械(NC旋盤、マシニングセンターなど)、研削盤、洗浄機などの浮上油回収。
・クーラント液の腐敗、バクテリア, 異臭の発生をおさえます。
・工具の寿命の延長。
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デモ機の貸出について
・貸し出しは無償~フォームからご連絡ください。
・いますぐテストお申込みいただけば往復共送料無料です。
フロート式浮上油回収装置で長い実績と信頼
・ジャパンセパレーターは、フロート式浮上油回収装置の開発を開始してから12年以上が経過し、その間に8件の特許を取得しました。フロート式の先駆者として、機械加工業界において広範な実績を持っています。例えば、大同特殊鋼様に10年以上前に納入された浮上油回収装置は、現在も稼動中です。
取付簡単! 10分間で設置、すぐ稼働可能
- 据え置きタイプの本機は、タンクの上のスペースを見つけて置きます。
- サービスホールなどの蓋を利用し、フロートを浮かべてチューブを本機に接続します。この際、チューブが曲がったりつぶれたりしないように気を付け、必要な長さはハサミで切ります。
- 付属の返しホースをタンク内に挿入します。
- 回収した油は、付属のホースを使って2リットルのペットボトルに入れます。
- 最後に、電源コードを100Vのコンセントに接続し、スイッチを入れると作業が開始されます。
本機仕様
本体の大きさ | 100×130×420mm(h) 重量約5kg (空) |
フロートの大きさ | 60丸×3玉 (オプション60丸×2玉 ) |
ポンプ | 電動式ロータリーポンプ(オリジナル金属製) |
電気容量 | AC100V~AC220VまたはDC24V 消費電力約20W |
使用温度 | 5~60℃ |
ポンプ能力 | 1000mL/min |
タンクの大きさ | 1m×1m位 |
本体の材質 | ss400に焼き付け塗装(オプションでSUS304) |
付属品 | フロート装置 3玉仕様1ヶ 吸入ホース0.5m 吐出しホース0.5m 取り扱い説明書 (フィルター装置オプション) |
ランニングコストの計算
多くのメーカーが様々な浮上油回収装置を開発していますが、メンテナンスの頻度、価格、設置のしやすさを比較した場合、ぴゅあminiは他の製品よりも優れていると考えられます。
ベルト式 | ジャバラ式 | スクリュー式 | フロート式(他社) | 本機(OS-10) | |
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油回収の速さ | × | △ | × | 〇 | ◎ |
ベルト、ジャバラの点検、交換 | ◎ | 〇 | × | × | × |
スキージの点検 | ◎ | × | × | × | × |
エアー仕様 | × | × | × | 〇 | × |
電気仕様 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
価格帯(安い順) | ◎ | × | △ | × | ◎ |
コンパクト設計 | 〇 | × | △ | × | ◎ |
導入時のご注意
・この装置は工作機械や洗浄機などの浮上油回収用に開発されたものですので、他の用途には使用しな いでください。
・回収できる油の粘度はVG32からVG68までです。
・クーラント液の温度は5℃から60℃までです。
・クーラント液の酸性度は6から9.5のpH範囲です。
・エマルジョン、ソリュブル液、ケミカルソリューションなどに使用できますが、ご利用前にテストを行ってください。
・液面が揺れている状況では、本機を使用できない場合があります。そのような場合は、機械が停止している時間帯にタイマーを使用して運転してください。(24H)
・タンクの水面にゴミやスラッジ、その他の浮上物がたくさんある場合は、まず金アミなどでそれらを取り除いてからご使用ください。