フィルター等消耗品の発生しない装置において是非SDGsへの取り組みをお考え下さい。

フィルター交換不要で極小のコンタミ類が回収できる
画期的なろ過方法を提供

LCLシリーズのカバー守備範囲

今まで極小の回収が難しかったコンタミ類がいとも簡単に取れるようになりました。しかも、フィルターを逆洗する方法で繰り返し何度も使用ができる画期的なろ過方法です。今まで1ミクロンから10ミクロン程度のコンタミ類はフィルター使用で比較的簡単に取ることができましたが、ランニングコストが高く、フィルター交換の手間がかかるなど悩みがありました。一方、遠心分離機の使用では、ある程度の粒度まで取れることは立証できましたがイニシャルコストが高く簡単には踏み込みができませんでした。

使用範囲が大きく広がります。

例えばメッシュフィルターで10ミクロン~30ミクロンをろ過していた工程では、本機の使用でフィルター交換の必要性が無く、さらにもう1段階低い1ミクロンから20ミクロンの粒子の補足ができるようになりました。 これにより、本機での使用範囲はグーンと広がり各種(ガラス、超硬、石英、ホーニング作業等)の研磨作業からMCのクーラント液ろ過まで幅広いろ過作業ができるようになりました。

コストは従来機のおよそ半分!

フィルター自体をステンレスにしてフィルターが詰まってきた時、自動で高圧のクリーン水で内側から外側に向けて噴射(逆洗)し、汚れを落として何度でも使用を可能にしました。

逆洗は中圧から高圧でクリーン液を2段階噴射、1回目はシリンダー内にプールしたクリーン液で、2回目は高圧ポンプによりさらに高い圧力でクリーン液を噴射、このサイクルを繰り返すことでフィルター表面に付着したコンタミ類をきれいに洗浄することにより長期間にわたりフィルターを使用することが出来ます。

フィルター洗浄で汚れた廃液はサイトグラスで落下状況を目視で見ることができ、排出された異物はバックフィルター内にプールして水分を切ります。(PAT)

 

逆洗式超精密ろ過装置のフロー図

 

優れたろ過性能  

  • ステンレスフィルターをエレメント素材に採用し、1 μm程度の超微粒子スラッジにも高い濾過精度を実現します。
  • 濾過助剤は使用せず、ランニングコストはかかりません。

消耗品は不要  

  • 逆洗式の金属フィルターの採用で、使い捨てしていた消耗品がなくランニングコストを大きく削減します。

優れた逆洗性能

  • 独自の逆洗機構により、フィルターエレメントを効果的に逆洗しフィルターエレメントの目詰まりを抑えます。

容易な排出機構

  • ドレンからの排出物は専用のバック式フィルターで受け、水切り後スラッジを乾燥した状態で外部へ排出します。

据え付けはコンパクト

用途

石英、超硬, ガラス, ホーニング, ラッピング等の超微粒子ろ過に、

NC旋盤、MC、研削盤の切粉ろ過に使用すれば液寿命が大幅に延びます。

今まで回収の難しかった石英、超硬、ガラス、ホーニング、研削等の微粉末が簡単に回収出来るようになりました。

クーラント液、洗浄液、ワイヤー加工液、放電加工液等水性、油性液が可能ですが、油性では分離能力が1/2程度になります。
1ミクロンの極微小の異物は金属フィルターを使用することにより、今まで回収が難しかったコンタミ類をしっかり捕集することが出来ます。

さらに目的によりフィルター選定を1μの他に5, 10. 15, 20を選ぶことができます。

ろ過補助材はなし

逆洗洗浄の方法は1度目は液体による断続洗浄、2度目はさらに高圧の液体を内から噴射し、2段階でろ材の長期使用を可能にしています。

金属フィルターの逆洗使用で何度でも使用が可能。

回収したコンタミ類は水切りをしてダストBOXへ入れて廃却または最利用が出来ますので例えば超硬など有価物回収は容易です。

只今、お客様方よりテスト品の募集をいたしております。

検査は無料ですのでお問い合わせフォームより申し込み下さい。テスト後の液はお返しいたします。 

●センターレス研削盤にて機械部品(S45C)のテスト結果

センターレス研削盤にて機械部品(S45C)のテスト結果

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